観客3600人、昨年超える 飯塚国際車いすテニス 過去最多に迫る勢い [福岡県]

真剣な表情で観戦する飯塚東小の児童たち
真剣な表情で観戦する飯塚東小の児童たち
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選手にインタビューする北九州リハビリテーション学院の学生たち
選手にインタビューする北九州リハビリテーション学院の学生たち
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 天皇杯・皇后杯第34回飯塚国際車いすテニス大会の観客数が17日、3600人に達した。大会は19日まで続くが、3千人だった昨年の大会を超えた。今年から天皇杯・皇后杯が贈られる話題性に加え、2020年の東京パラリンピックに向け、障害者スポーツへの関心の高まりなどが背景にあるとみられる。

 「国枝慎吾選手がぎりぎりでボールに追いつき、打ち返していた。すごい試合だ」。17日、男子シングルスメインの準決勝を観戦した飯塚高野球部の白木那津さんが驚いた表情を浮かべた。同校はこの日、健康スポーツコース2年の生徒約65人が観戦した。

 会場には、小学生の姿も目立つ。飯塚市は「日本最高峰の試合を間近で見てほしい」と授業の一環で17日までに市内19校のうち7校の約320人が観戦した。飯塚東小の小川徠斗君(10)は「あんなに速く動けてすごい」。

 北九州リハビリテーション学院作業療法学科の1年生、矢鳴輔さん(18)は観戦後、選手に競技の魅力などについてインタビューし、「仕事で障害のある人と関わったときに、車いすテニスのことを伝えたい」と語った。

 過去2年の観客数はともに約3千人。大会事務局は「リオデジャネイロパラリンピックの前年で、過去最多の15年大会(5千人)に迫る勢い」としている。

=2018/05/18付 西日本新聞朝刊=

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