続く大雨…筑豊厳戒 土砂崩れ、冠水など 避難指示相次ぐ [福岡県]

JR日田彦山線の鉄橋の下まで濁流が押し寄せる彦山川=6日午後6時ごろ、添田町桝田
JR日田彦山線の鉄橋の下まで濁流が押し寄せる彦山川=6日午後6時ごろ、添田町桝田
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道路が陥没し、落下した車2台と信号機、電柱=6日午前9時半すぎ、飯塚市仁保
道路が陥没し、落下した車2台と信号機、電柱=6日午前9時半すぎ、飯塚市仁保
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道路に土砂が流れ込み、Uターンしようとする乗用車=6日午後3時40分、田川市
道路に土砂が流れ込み、Uターンしようとする乗用車=6日午後3時40分、田川市
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 梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、筑豊地区は6日、大雨となった。国道の陥没や通行止め、土砂崩れも発生。各地で道路の冠水が相次いだ。福岡管区気象台によると、7日午前にかけて、局地的に雷を伴い、非常に激しい雨となる予報。最大級の警戒を呼び掛けている。

 飯塚市仁保の筑豊ハイツ近くの国道201号は6日午前、陥没。電柱も巻き込まれたことから、筑豊ハイツは一時停電した。関係者は「道路がいつ復旧するか分からず、数日は営業できない」と話した。

 土砂災害や河川の氾濫などの危険が高まり、同日午後7時現在、飯塚市、直方市、田川市、嘉麻市、桂川町、鞍手町、添田町、香春町、赤村が避難指示を出した。飯塚市の片峯誠市長は同日午後5時45分、防災無線で、市民に早期避難を呼び掛けた。避難勧告を出した自治体もあり、各地の避難所に避難する住民が相次いだ。

 遠賀川の川島(飯塚市幸袋)や日の出橋(直方市津田町)などでは氾濫危険水位を超えた。

 筑豊、北九州の両教育事務所によると、筑豊地区では同日、飯塚、宮若両市と鞍手町の全小中学校が休校し、直方市の小中学校が休校や短縮授業を行った。

 平成筑豊鉄道(福智町)は同日午前8時45分ごろから田川線の行橋-田川伊田で運転を見合わせ、午後に終日運休を決めた。7日は始発から全線で終日運休する。

 飯塚市の芝居小屋「嘉穂劇場」は6日、臨時休業。7日も営業を見合わせる。 いずれも7日に開催予定だった田川市・伊田商店街での田川合唱団のコンサートは延期、川崎町安真木の町農産物直売所「De・愛」のイベント「夕やけ夜市」、直方市溝堀での「遠賀川ミズベリング」、「のおがた ねこの手食堂(旧のおがた子ども食堂)」は中止が決まった。

=2018/07/07付 西日本新聞朝刊=

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