嘉麻で土砂崩れ、民家倒壊 鉄道、バスに乱れ [福岡県]

土砂崩れで押し流された空き家とガレージ。二つの町道も土砂で覆われ、通行止めになった=7日午前9時すぎ、川崎町川崎
土砂崩れで押し流された空き家とガレージ。二つの町道も土砂で覆われ、通行止めになった=7日午前9時すぎ、川崎町川崎
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土砂崩れに巻き込まれて倒壊した民家=7日午後6時40分、嘉麻市嘉穂才田
土砂崩れに巻き込まれて倒壊した民家=7日午後6時40分、嘉麻市嘉穂才田
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JR新飯塚駅には、福北ゆたか線や後藤寺線の運休を知らせる看板が設置された=7日午後4時35分、飯塚市
JR新飯塚駅には、福北ゆたか線や後藤寺線の運休を知らせる看板が設置された=7日午後4時35分、飯塚市
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 記録的な大雨から一夜明けた7日、筑豊各地で土砂崩れや家屋被害などが確認された。鉄道やバスなど交通機関の乱れは同日も続いた。

 嘉麻市嘉穂才田では住宅の裏山が崩れ、家屋に土砂が流れ込み、倒壊した。嘉麻市や飯塚地区消防本部などによると、土砂崩れは6日午後6時すぎに発生し、巻き込まれた近くの60代男性が両脚をけがした。

 地元の男性(68)は「裏山から泥水が出ていたので6人でブルーシートをかけた。作業を終えて家の玄関に集まると、バリバリと音がして、気付いたら家が崩れていた」と振り返った。

 県のまとめ(7日午後3時現在)によると、筑豊地区の家屋被害は計610件。内訳は全壊1件、床上浸水11件、床下浸水595件など。

 川崎町川崎では6日深夜の土砂崩れで、二つの町道に土砂が流れ込み、通行止めになった。町によると、高見団地の約200世帯が一時断水した。

 近くの山崎志のぶさん(60)は「6日の午後11時ごろ、家の裏で『ガガガ』という音が2回したので、外に出たが何もなかった。3回目の音で外を見たら、家の裏に土が覆いかぶさってきた。慌てて車で避難所に逃げた」と話した。

 JR九州によると、福北ゆたか線の直方-篠栗間、後藤寺線の新飯塚-田川後藤寺間、原田線の桂川-原田間が終日運休となった。7日午後5時現在で、再開のめどは立っていないという。西鉄バス筑豊は、直方-小倉線が終日運休。飯塚・田川と福岡市内を結ぶ路線に最大50分の遅れが出た。

=2018/07/08付 西日本新聞朝刊=

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