小竹祇園山笠 旧長崎街道駆ける 「朝山」で町内巡り閉幕 [福岡県]

道中で豪快な「がぶり」を披露する山笠
道中で豪快な「がぶり」を披露する山笠
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 約200年の歴史があるとされる小竹祇園山笠が16日、早朝の旧長崎街道(小竹町)を駆ける「朝山」で閉幕した。中高生ら約40人の舁(か)き手が「わっしょい、わっしょい」と声をからし、町内を巡った。

 同町勝野の貴船神社に伝わる奉納行事で、小竹祇園山笠振興会(白土晋吾会長)が隔年で開く。同町は飯塚市と直方市の中間点にあることから、両市の山笠文化の特徴を併せ持つ。「がぶり」や電飾で彩る点は直方に近く、舁き手に沿道から水をかける「勢い水」や舁き棒の本数は飯塚と同じという。

 この日の午前5時、高さ約4メートル、幅約2メートルの山笠が貴船神社を出発。和太鼓の音に合わせ、約1時間かけて約3・5キロを練り歩いた。見せ場では、舁き棒を上下に大きく揺らす「がぶり」を披露し、沿道から声援が上がった。

 白土会長(59)は「今年は台風や豪雨のため、山笠の準備をやり直すこともあったが、本番では災害に負けない気概を見せられた」と話した。

=2018/07/17付 西日本新聞朝刊=

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