飯塚、「学生主体の街」始動 交流の場「つなぐカフェ」に 10月1日オープン承認 [福岡県]

6月に市民交流プラザで開かれた「つなぐカフェ@飯塚」のミーティング。10月1日の開所後、多くの学生や企業関係者が集う
6月に市民交流プラザで開かれた「つなぐカフェ@飯塚」のミーティング。10月1日の開所後、多くの学生や企業関係者が集う
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 大学生と地元企業、住民が交流する「つなぐカフェ@飯塚」の運営委員会の初会合が9日夕、設置場所のあいタウン2階「市民交流プラザ」(飯塚市吉原町)であり、これまで仮称だった名称と、10月1日のオープンを決めた。学生を主体とした新しい街づくりが本格的に始まる。

 飯塚市には近畿大、九州工業大、近畿大九州短期大の三つの大学があり、計約4千人の学生が通う。つなぐカフェは「学生の街」の利点を生かそうと、大学生を中心とした自主的な企画・運営により、産学官が連携して地域活性化に取り組む。

 つなぐカフェを巡っては、近畿大産業理工学部の長谷川直樹准教授が発起人代表となり、昨年10月に設置準備会が発足。これまで、学生や企業関係者が、交流に向けたアイデアを出し合うミーティングなどを開いてきた。

 9日に初会合を開いた運営委員会は、具体的な活動のための組織。大学や企業関係者で構成し、学生の自主的な活動の支援と促進▽大学、学生、企業、住民の交流をサポート▽学生による地域交流、振興にかかる調査研究-などに取り組む。

 会合では、委員長に就任した長谷川准教授が「名称は公募などの考えがあったが、市民や企業、行政に浸透している『つなぐカフェ』のままにしたい」と提案。当初、9月を予定していたオープンは、施設改修の影響で10月1日になったことも報告し、承認された。

 運営委は月に1回開かれ、学生の意見を聴きながらカフェの運営に携わる学生スタッフのシフトや、具体的なイベントなどを協議する。長谷川准教授は「すでに10人以上の学生スタッフがそろっており、学生は盛り上がってきた。今後、多くの地元企業に協力を呼び掛けて、一緒に街づくりを進めたい」と話した。

=2018/08/11付 西日本新聞朝刊=

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