もぎたてにこだわり 英彦山観光りんご園 [福岡県]

たわわに実る赤く色づいたリンゴ
たわわに実る赤く色づいたリンゴ
写真を見る

 盆が過ぎれば、駆け足で秋になる。添田町の英彦山中腹にある英彦山観光りんご園では、リンゴが赤く色づいた。25日から今年のリンゴ狩りが始まる。

 「つがる」と「サンつがる」、「ふじ」と「サンふじ」など同じ種類でも名前の頭に「サン」が付くかどうかの違いは何か? それは収穫前の成熟期に袋を掛けるか否かだという。

 「サン」は文字通り、太陽の意味。この園で最初に実る「サンつがる」は無袋で栽培し、猛暑だったこの夏も太陽の光をいっぱい浴びて、甘みと酸味をため込んだ。

 約30年前に祖父が、畑に苗を植えて始めたリンゴ園。8年前にサラリーマンを辞めて継いだ園主の星野沢人さん(36)は、もぎたてのシャキシャキ感にこだわる。

 食べ頃は、一つの品種ごとに2~3週間。約1・2ヘクタールの園内では、「千秋」「秋映」「紅月」「紅玉」「サンジョナゴールド」と12種のリンゴが次々に旬を迎える。

 日々の収穫の際、1個ずつ色の具合を見ながら日光の当たり方を変える「玉回し」を怠らない。手間を掛けたみずみずしさをどうぞ。

   ◇    ◇

 メモ 添田町英彦山北坂本。営業は午前10時~午後4時。宿泊施設「英彦山温泉しゃくなげ荘」から国道500号を北東へ。英彦山交差点から左折し県道を数分。収穫したリンゴは1キロ650円で販売。直売所もある。

=2018/08/25付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]