県文化財「山野の楽」披露 嘉麻・若八幡神社 地元の小中高生ら [福岡県]

山野の楽を披露する小中高校生たち
山野の楽を披露する小中高校生たち
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 嘉麻市山野の若八幡神社で23日、地元の小中高生らが県指定無形民俗文化財の「山野の楽」を奉納した。

 家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する山野の楽は、約770年前の鎌倉時代に伝わったとされる。1880年に一度中断したが、火災が相次ぎ、「カッパの怒り」と恐れた住民たちが、10年後に復活。現在は秋分の日に合わせて披露している。

 青と白の衣装に腰みのをつけた楽方12人は、笛方や鉦(かね)方の音に合わせ、約2メートルの御幣竿(ごへいさお)を揺らし、太鼓を鳴らしながら舞った。小学4年のときから参加し、5年ぶりに指導者として楽方に加わった小学校教員永冨遼さん(24)は「久しぶりの参加で息が上がった。今後も関わり続けて、地域を盛り上げていきたい」と汗をぬぐった。

=2018/09/24付 西日本新聞朝刊=

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