がんばれ日田彦山線 川崎町でSLの写真など展示 [福岡県]

1972年10月に撮影されたセメント材料のクリンカーを運ぶ香春-採銅所間のD51(木下武氏撮影)
1972年10月に撮影されたセメント材料のクリンカーを運ぶ香春-採銅所間のD51(木下武氏撮影)
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川崎町コミュニティセンターで始まった「がんばれ日田彦山線展」
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 昨年の九州豪雨で被災し、添田(添田町)-夜明(大分県日田市)間で不通が続くJR日田彦山線を応援する「がんばれ日田彦山線展」が2日、川崎町田原の町コミュニティセンターで始まった。同町教育委員会の主催。同線を走った蒸気機関車(SL)や、城野(北九州市小倉南区)-夜明間の全24駅の現在と過去を伝える写真などを展示している。

 日田彦山線は石炭輸送で日本の近代化を支え、川崎町にも豊前川崎と池尻の2駅があり、炭鉱全盛期は多くの利用者があった。しかし、同町教委が町内の子どもを対象に調査したところ、「ふだん列車に乗ることはない」という声が目立ったため、歴史と鉄道の魅力を知ってもらおうと企画した。

 白い煙を出しながら走るD51、9600形、8600形といったSLや「急行あさぎり」など今は姿を消した列車の勇姿をとらえた写真約70点のほか、現在使われているディーゼル車のキハ140形、147形の「キハ」の意味の解説や、日田彦山線の車両に付いていた行き先案内板やテールランプ、SLの模型を展示。2006年ごろ、香春町観光協会の桃坂豊事務局長がJR九州から依頼され列車の運転席から撮影した沿線の映像も放映している。12月2日まで。

=2018/10/03付 西日本新聞朝刊=

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