サケに見立てて大根奉納 鮭神社で「献鮭祭」 [福岡県]

鮭に模したダイコンが奉納された今年の献鮭祭
鮭に模したダイコンが奉納された今年の献鮭祭
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 サケを神の使いとして祭っている嘉麻市大隈の鮭神社で13日、五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を願う恒例の「献鮭祭(けんけいさい)」があり、地元住民や嘉穂小の児童たち約120人が参加した。今年は遠賀川水系でサケが捕れなかったため、サケに見立てた大根を奉納した。

 鮭神社は約1200年の歴史があり、「サケが遠賀川上流までさかのぼった年は豊作」との言い伝えが残る。地元住民が遠賀川水系で稚魚の放流活動を行っているが、サケが見つからなかった時はプラスチックのひれを付けた大根を「鮭塚」に納めている。

 この日は北海道などの水産会社から提供されたサケも奉納。氏子総代の武田清人さん(70)は「サケが捕れず残念だったが、来年も良い年になりますように」と話した。

=2018/12/14付 西日本新聞朝刊=

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