外務省委託「ウェブジャパン」飯塚車いすテニスを紹介 英仏など7カ国語 [福岡県]

飯塚国際車いすテニス大会(右下)を紹介するウェブサイト「ウェブ ジャパン」
飯塚国際車いすテニス大会(右下)を紹介するウェブサイト「ウェブ ジャパン」
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 外務省の委託で作成され、日本の文化やイベントの魅力を海外に発信しているウェブサイト「Web Japan(ウェブ ジャパン)」で、飯塚国際車いすテニス大会(飯塚市)が英語、フランス語など7カ国語で紹介されている。同サイトで国内の車いすテニス大会が取り上げられるのは初めて。

 外務省によると、同サイトは2004年度に開設。受託業者が日本の最先端の流行や科学技術、観光資源などを取材し、動画や写真、文章で紹介しており、子ども向けコーナーもある。

 30年以上の歴史を刻む飯塚国際車いすテニス大会の運営や競技性が、国際的に高く評価されているだけでなく、飯塚市が東京五輪・パラリンピック参加国の選手らと住民の交流を目的とした政府の「ホストタウン」にも登録されており、同サイトで取り上げることを決めたという。

 東京の映像制作会社が今年4月、大会を主催するNPO法人九州車いすテニス協会に掲載を打診。5月14~19日の大会期間中に出場選手やボランティアなどを取材した。

 サイトでは「車いすテニスを支える街 飯塚市」と題し、これまで26回出場している藤良一選手(57)=筑前町=を通じて、飯塚大会の特徴や魅力を約4分間にまとめている。

 車いすテニスを患者のリハビリに取り入れ、大会のきっかけとなった専門医療機関「総合せき損センター」(飯塚市)や、約2千人のボランティアが運営に関わる「イイヅカ方式」などを伝えており、サイト内の「Japan Video Topics」のコーナーで、11月から取り上げられている。

 スペイン語、アラビア語、中国語、ポルトガル語、日本語にも翻訳され、各在外公館を通じて世界約100カ国のテレビ局に提供。日本紹介の一コマとして活用されるという。

 九州車いすテニス協会の柳瀬葉子さん(52)は「選手だけでなく、一般の方々にもPRできる絶好の機会。来年は35回の記念大会となる。多くの人が観戦に来てほしい」と話している。

 アドレス=https://web-japan.org/

=2018/12/14付 西日本新聞朝刊=

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