「自転車のまち」直方市へ 元プロレーサー・三船さんがアドバイザー就任 [福岡県]

直方市の自転車アドバイザーに就任した三船さん
直方市の自転車アドバイザーに就任した三船さん
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 地域活性化に向け、「自転車のまちづくり」を掲げる直方市観光物産振興協会は、自治体の自転車施策への協力で実績を持つ元プロロードレーサーの三船雅彦さん(49)=大阪府枚方市=に「自転車アドバイザー」を委嘱した。

 三船さんは、自転車を活用した地域活性化の先進地として知られる滋賀県守山市で琵琶湖周辺などを巡る周遊ルートマップ作成に関わった。同協会もマップの作成に向け、本年度中にサイクリングコースの選定を目指している。

 守山市長らを発起人に11月、全国294市区町村が参加して「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」が発足。三船さんは「福岡県からの参加はないが、全国的には行政レベルで盛り上がってきた。直方市にも意欲を感じる」と話す。

 遠賀川の河川敷などを利用して県が整備を進める直方市-北九州市若松区間の自転車道(34・6キロ)が来年度に開通を予定。飯塚市-直方市間(12・2キロ)や遠賀町-宗像市間(33・9キロ、一部未整備)の各自転車道と連結する。

 三船さんは「インフラ整備が観光促進につながる事例が増えており、自転車の活用で人が動く仕組みをつくれる。地元の人々にとっては、自転車で楽しく走ることで健康増進に役立つ。私がこれまで各地で見てきたことを注ぎ込み、活性化のお手伝いをしたい」と意気込む。

 同協会はサイクリストをまちに受け入れる環境づくりを目指し、来年2月に市内の飲食店やコンビニなどに呼び掛け、サイクルスタンドの製作イベントのほか、専門家を招いて「自転車活用と地域活性化」をテーマにセミナーを開く予定だ。

=2018/12/22付 西日本新聞朝刊=

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