近大生が商店街活性化へ提言 准教授「学生がしたい」に支援を 飯塚市 [福岡県]

「空き店舗を利用した、学生にとって魅力ある店舗」について発表する近畿大産業理工学部の学生
「空き店舗を利用した、学生にとって魅力ある店舗」について発表する近畿大産業理工学部の学生
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 飯塚市の中心商店街で実地調査を続けてきた近畿大産業理工学部・経営ビジネス学科3年の18人が17日、同市吉原町のつなぐカフェ@飯塚で、フィールドワーク最終報告会を開き、商店街の活性化策を発表した。

 同学科の長谷川直樹准教授が昨年度から取り組んでいるフィールドワークの一環。3回目となる今回は、「空き店舗を利用した、学生にとって魅力ある店舗」がテーマ。18人が5グループに分かれて、10月から商店街を歩き、商店主から現状や課題を聞いて、具体策をまとめた。

 発表ではほとんどのグループが商店街の課題として、学生向けの店がなく、閉店時間が早いことを挙げた。活性化策として、生鮮品を扱っている商店街の店から食材を提供してもらい、夜まで営業している居酒屋を経営する▽学生向けの古着店▽昼は高齢者向けの料理教室、夜は立ち飲み屋-などを提案し、いずれも学生と商店街が一体となって事業に取り組むことを強調した。

 長谷川准教授は、学生が「ほしい」のではなく「したい」という発想が提案の中心であったことを指摘し、「学生が望む物を与えるのではなく、学生がしたいことを支援するという発想が学生にとって魅力的な商店街づくりにつながる」とまとめた。

=2018/12/27付 西日本新聞朝刊=

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