中高生の発掘成果回顧 40-70年代、筑豊地区で盛ん 田川市 出土品や会誌展示 [福岡県]

高校生が発掘し復元したはにわなど、筑豊各地の中高生が集めた資料が並ぶ企画展
高校生が発掘し復元したはにわなど、筑豊各地の中高生が集めた資料が並ぶ企画展
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 かつて盛んだった筑豊地区の中高生たちによる発掘調査の出土品を展示する企画展「筑豊を掘った生徒たちの足跡」が、田川市の市石炭・歴史博物館で開かれている。2月11日まで。

 同館の担当者によると、1940~70年代ごろ、各地の中学や高校の郷土部や考古学クラブの発掘調査が盛んだったという。

 企画展では、旧稲築町(現嘉麻市)の旧稲築高(現稲築志耕館高)が65年に発掘、一部を復元したはにわや、飯塚市の嘉穂高が60年に発掘したつぼなど計180点が並ぶ。同市の庄内中が古墳などの調査結果をまとめた会誌は、石室の図面を細かく記している点などが「現在の行政報告書にひけをとらない」(同館)と評価されている。

 嘉飯・田川地区の自治体が持ち回りで発掘調査結果を報告する「掘ったバイ筑豊」の一環。田川市と桂川町が2017年度に行った調査結果も展示している。2月3日午後1時からは、田川市の市民会館で、考古学者の高島忠平さんらが「筑豊を掘った生徒たちの活躍」と題して講演する。

 一般400円、高校生100円、小中学生50円。期間中の休館日は1月15、21、28、2月4日。市石炭・歴史博物館=0947(44)5745。

=2019/01/10付 西日本新聞朝刊=

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