男性のための家事講座 料理や介護の実技法学ぶ 飯塚市 [福岡県]

車いすを使って介護の実技演習を行う参加者
車いすを使って介護の実技演習を行う参加者
写真を見る

 飯塚市飯塚のコミュニティセンターで12日、「男性のための家事講座 男性も料理と介護を家事ろう」が開かれ、市内外の60代~80代の男性が参加した。少子高齢化が進む中で、「自分のため、家族のため」に将来役立つ知識を身に付けてもらおうと、市男女共同参画推進課が毎年企画している。

 講師は料理研究家の辻野かすみさんが務めた。エプロン姿の男性たちは食材の切り方や調味料の作り方などを学び、エビチリ、大根のサラダ、白菜と肉団子のスープを作った。

 その後、介護福祉士の河岡由華さんが認知症をテーマに講演。最初に物忘れなどの異変に気付くのは認知症の本人自身といい、「プライドを傷つけてしまわないよう、一つずつ順を追いながらさりげなく手助けをすることが大事」と語った。介護の実技演習もあり、互いの顔を拭き合ったり、体の不自由な人を車いすに乗せたりした。

 同市は今回、子育て中の男性にも参加してもらおうと初めて託児所を設けたが、若い世代の申し込みはゼロだったという。担当者は「誰もが介護に直面しうる時代になっており、早いうちから知識や経験を身に付けることが重要。次回はぜひ参加してほしい」と話した。

=2019/01/17付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]