発達障害、もっと知って 福岡・飯塚市の団体がネットで募金呼び掛け 市役所ライトアップ「青」で啓発へ [福岡県]

飯塚市役所を青く染める企画を予定している「Warm BlueIIZUKA実行委員会」の相本ゆかり実行委員長
飯塚市役所を青く染める企画を予定している「Warm BlueIIZUKA実行委員会」の相本ゆかり実行委員長
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 自閉症を含めた発達障害の啓発活動を進める飯塚市の市民団体「Warm Blue IIZUKA実行委員会」が今年、多様なイベントを予定している。メインは、国連の世界自閉症啓発デー(4月2日)と発達障害啓発週間(同2~8日)に合わせ、希望や癒やしを表す青色で、市役所をライトアップする企画。相本ゆかり実行委員長(40)は「発達障害を知らない人は多い。理解してもらう、初めの一歩になればうれしい」と話している。

 相本さんは言葉やコミュニケーションが苦手の子どもたちの言語訓練を行う言語聴覚士。福岡市のクリニックの勤務などを経て、結婚を機に2014年に飯塚市に転居した。福岡市では子どもや保護者を支援する公的機関や市民団体があったが、筑豊地区では支援が遅れており、言語聴覚士も少ないという。

 発達障害は脳の機能障害とされるにもかかわらず、見た目では分かりにくいため、「育て方や行儀が悪い」と言われることがあり、孤立する保護者や子どももいる。「筑豊でも個性や特性を認めあえる『まぜこぜの地域社会』をつくりたい」と、昨年7月、全国規模で啓発活動を進める「Warm Blue」の飯塚支部として、市民団体を立ち上げた。

 4月2~7日にかけて、市役所を青くライトアップするだけでなく、期間中は市役所内に、発達障害の特徴などを伝える啓発パネルやポスターを展示する。関連イベントとして、3月下旬に障害者が作る焼き菓子やアクセサリーなどを販売するマルシェも予定している。

 ライトアップは、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)で協力を呼び掛けている。寄付額に応じて、障害者施設の利用者が作製したポストカードやストラップなどを贈る。締め切りは2月25日。

 問い合わせは相本さん=090(9651)7376。CFサイト=https://readyfor.jp/projects/warm-blue-iizuka


=2019/01/20付 西日本新聞朝刊=

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