飯塚市ふるさと納税5倍25億円超 18年度12月末、仲介サイトと返礼品増 [福岡県]

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 飯塚市は2018年度の「ふるさと納税」の寄付額が、昨年12月末時点で17年度の5倍近い25億円超となっていることを明らかにした。インターネットの仲介サイトや返礼品数を増やしたことが要因だが、総務省は昨年11月、一部返礼品について「地場産品以外が含まれている」と指摘し、市は返礼品を見直した。市は「寄付額にどう影響するか現時点では分からない」としている。

 市は08年度にふるさと納税の取り扱いを開始。5年間は数百万円台で推移していた寄付額は16年度に初めて1億円を突破。17年度は約5億2千万円、本年度は既に約25億6千万円に達している。

 返礼品数は17年度末の約400品から昨年12月末には約600品へと増加。寄付の申し込み手続きなどができるサイトも三つから六つに増やした。粗びきハンバーグやサバの缶詰などが人気を集め、仲介サイトのランキングで上位に入るようになった。

 一方、市は総務省の指摘を受け、現在はサーモンやビールなど44品目を除外するなど返礼品を約300品目に減らした。市まちづくり推進課の担当者は「飯塚に海はなく、農産物も少ない。知恵を絞り、事業者と一体で魅力ある返礼品づくりに取り組んでいる」と話す。

 市によると、寄付者が望む使い道では「教育・文化の充実」と「まちづくり推進」が最多。寄付金は一般会計に組み込み、要望を勘案して予算を振り分けているという。

=2019/01/31付 西日本新聞朝刊=

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