農業、泊まって体験 田川郡4町村でモニターツアー 関東、関西の16人参加 [福岡県]

川崎町の農産物直売所で小松菜の出荷作業を体験するモニターツアー参加者
川崎町の農産物直売所で小松菜の出荷作業を体験するモニターツアー参加者
写真を見る

 都市部に住む人が農家に泊まって田舎暮らしと農業を体験する農村民泊モニターツアーが1月19、20日の1泊2日で川崎町など田川郡内の4町村であり、関東、関西圏の計16人が参加した。田川地区の新しい観光資源の開発を目指し、川崎町観光協会が初めて実施した。

 田川郡内にはホテルなどの宿泊施設が少ない。今後、観光客の受け入れに地元の民家を宿泊場所として活用できないか可能性を探る。一方で、都会には地方への移住や、就農を希望する人たちがおり、実際に農家の暮らしを体験してもらって移住・定住につなげようとの狙いもある。

 農林水産省の助成金を受けた今回のモニターツアーは、川崎、添田、香春町と赤村の計7軒が協力。20~60代の16人は2~3人ずつ各農家に泊まり、養蜂や小松菜やイチゴ栽培、有機農業などの作業を体験。20日は川崎町の野菜レストラン、ラピュタファームの視察などを行った。

 モニターツアーを企画した川崎町の地域おこし協力隊員で同観光協会職員の塩見純司さん(33)は「田川地区が広域で取り組むことで、地域のファンになってくれる人を増やしていくことが大事だと感じた」と話している。同観光協会は3月23、24日にも2回目のモニターツアーを開催する。

=2019/02/02付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]