地域おこし協力隊員、有終のイベント [福岡県]

「JR採銅所駅第二待合室」を拠点に活動した浜田雄飛さん、手島順也さん、村井勇輝さん(左から順に)
「JR採銅所駅第二待合室」を拠点に活動した浜田雄飛さん、手島順也さん、村井勇輝さん(左から順に)
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仮装パレードの参加者を募集する地域おこし協力隊員たち
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「デジタルポイントラリー」をPRする砂子間正貫さん(左)とthee momentの志気公介代表
「デジタルポイントラリー」をPRする砂子間正貫さん(左)とthee momentの志気公介代表
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香春の3人、感謝伝える報告会 4月以降も町内で活動

 今月末で任期満了を迎える香春町の地域おこし協力隊員3人が10日午後1時から、町民センターで感謝の気持ちを伝える活動報告会を開く。3人は4月以降も町にとどまり、地域の活性化を支える予定だ。

 任期を終えるのは、2016年に着任したうきは市出身の手島順也さん(35)と大阪府出身の村井勇輝さん(30)、広島県出身の浜田雄飛さん(31)。

 手島さんは、町内の空き家所有者と居住希望者を仲介する業務に携わり、29件の契約につなげた。4月以降は不動産業を始め、空き家の仲介だけでなく移住希望者に一般の物件も提案する予定。手島さんは「空き家の活用策を考えたり、ドローンを使って物件を紹介したりするなど、町外の人をひきつける仕掛けをしたい」と話す。

 移住希望者向けの「お試し居住」を担当した村井さんは4月から、野菜づくりを教える町主催の「農業塾」運営にも携わる。「町の人たちから『うちの畑をぜひ使って』などと声を掛けてもらっている。眠っている資源をうまく使えば、雇用は生み出せる」と意気込む。

 フェイスブックなどで町の情報発信を担った浜田さんは、約10年間の米国生活で培った英語力が強みで、昨年4月から勾金中と香春中の英語部で指導に当たってきた。4月から、町内にある4小学校で英語の授業を補助する予定で「子どもたちが思い描く未来に進めるようサポートしたい」と語る。

 10日の報告会では、町民と協力隊員の交流会も予定。

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田川の3人、16日に仮装パレード

 今月末で任期を終える田川市の地域おこし協力隊員、砂子間正貫さんと大平太士さん、中嶋弘子さんが16日、同市の伊田商店街で仮装パレードを行う。同商店街と共同で企画した3人の卒業イベントで、参加者を募集している。

 16日午前10時から開かれるお祝い式典の後、呉服店「おの屋」前を出発。仮装してアーケード内を歩く。正午には「田川大藪太鼓」の演奏、午後1時から輪投げ大会(参加費100円)、午後3時半からは川崎町のグループ「sparkle☆」によるダンスの発表もあり、商店街の賑わいを演出する。

 大平さんと中嶋さんは、任期終了後も田川市に残る予定。3人は「一緒に仮装して歩いてみませんか」と呼びかけている。

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田川でポイントラリー 砂子間さんらが企画

 田川市内の観光スポットに設置されたQRコードを探して回り、ポイントを集める「『田川ライフ×UNLOCKS』たがわデジタルポイントラリー」が11~17日、同市の伊田商店街周辺を中心に開かれる。

 今月末で任期を終える同市の地域おこし協力隊員、砂子間正貫さん(38)とソフトウエア開発会社「thee moment」(福岡市)が共同で企画。スマートフォンを手に街を歩いてもらい、会員制交流サイト(SNS)などを通じて参加者に田川の魅力を発信してもらおうとの狙い。

 期間中、伊田商店街や石炭記念公園、三井寺(伊田)など市内の約40カ所にQRコードを設置。スマホで読み取ると、ポイントが取得できる。獲得したポイントに応じて、16日に伊田商店街のイベント本部や17日に三井寺で行う抽選会に参加できる。

 伊田商店街の店舗にはシャッターに絵を描いたアートが増え、街中のレトロな風景も味わい深い。砂子間さんは「スマホで田川の魅力を写して、インスタグラムなどで発信してほしい」と話している。

=2019/03/08付 西日本新聞朝刊=

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