田川舞台の映画を今夏撮影 高校生と食テーマの青春物語 地元住民のオーディションも [福岡県]

 田川市を舞台に、高校生と食をテーマにした青春物語の映画化が進んでいる。福岡市出身の女優でモデルの池田エライザさん(22)の初監督作品。夏に撮影を開始し、来年1月以降に県内の映画館、その後、全国での公開を目指す。

 池田さんは2011年に映画「高校デビュー」でデビュー。「SUNNY 強い気持ち・強い愛」「億男」などの映画に出演し、音楽番組ではMCを務めている。

 今回の映画は、東京の映画製作会社「映画24区」が全国の自治体と組む映画製作プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」で、田川市は兵庫県加古川市に続く第2弾となる。

 映画やテレビドラマの撮影誘致を目指す田川市の「たがわフィルムコミッション(FC)」が17年春、映画24区に売り込み、同社代表に「職人的な気質」を買われた池田さんが監督を務める話が持ち上がった。製作費3千万円は市が負担し、うち計2千万円を国などの補助金で賄う見込み。

 映画は男子高校生を主役に、田川地区の食材や風景をふんだんに盛り込んだ約70分のストーリー。地元住民らのオーディションを予定し、田川市郡の高校生約30人が映画製作や宣伝をサポートする「高校生応援隊」も結成する。

 池田さんは企画やプロデュースも務め、昨年末には田川市の二場公人市長や中高生、高校生の親らと面会した。「お会いした方々の心に触れ、感じたことを一つ一つ大切に物語の中にしたためていく」などと、コメントを寄せている。

=2019/03/16付 西日本新聞朝刊=

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