ドローンで牧草の種散布 嘉穂総合高生、校内農地で実験 操縦資格取得の科目導入へ [福岡県]

ドローンを使って牧草の種をまく生徒
ドローンを使って牧草の種をまく生徒
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 小型無人機「ドローン」を使った農薬散布などを実施する特別授業に取り組む嘉穂総合高(桂川町)地球環境システム科2年の生徒たちが19日、校内の農地に牧草の種をまいた。農作業の効率化に向けた実験の一環。

 この日は、八つのプロペラが付いたドローンで約千平方メートルの畑に計5キログラムの種をまいた。宮崎璃久斗さん(17)は「普段の農作業に比べて楽で、効率も良い」と話した。牧草の生育状況などが手作業の場合とどう違うかなどを調べる。

 同校では、ドローンの販売や講習などを手掛ける「スカイリンクジャパン」(京都)の協力で、3人の生徒が、無償で操縦資格を取得。教諭がドローンの操縦法から資格取得まで指導できるよう「農林水産航空協会」に許可申請書を提出しており、今月中にも承認される見通しという。新年度から、同科の2年生を対象に操縦資格の取得に向けた授業を正式な科目に取り入れることを目指す。

 同校は「農業人口が減る中、若いうちから先端技術を学び、人材を育成していくことが重要。他の農業高校の参考になれば」としている。

=2019/03/20付 西日本新聞朝刊=

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