「森鴎外モナカ」完成 23日から門司港レトロで販売 [福岡県]

森鴎外のイラストが描かれた「森鴎外モナカ」
森鴎外のイラストが描かれた「森鴎外モナカ」
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 陸軍軍医として小倉で約3年を過ごした明治の文豪森鴎外(1862~1922)にちなみ、北九州市小倉北区の飲食店主らが商品化を目指していた「森鴎外モナカ」が完成し、23日から門司港レトロ地区で発売される。関係者は「念願の小倉の新銘菓。北九州の魅力を伝えるきっかけにしたい」と力を込める。

 「甘党だったという鴎外にちなみ、和菓子で街を盛り上げたい」。森鴎外モナカは、鴎外旧居(同区、市指定文化財)近くで焼き肉店を営む壺山貴生さん(39)らが2015年春に立ち上げた「森鴎外を盛り上げる会」が考案。昨年暮れ、市や西日本新聞などの支援を受け、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングを始めた。

 もなかに鴎外の「小倉三部作」の冊子を同封するというアイデアが人気を呼び、目標額の30万円に対し、2カ月間で約100万円が集まった。

 もなか5個に小倉三部作の1話がセットで税込み1500円。来月中旬以降はJR小倉駅や北九州空港でも購入できるようになるという。発売記念イベントとして23日午後5時から、福岡市中央区のツタヤブックストア天神で、小倉の郷土史家菊池満さんによるトークショーなどもある。盛り上げる会の福岡佐知子さん(39)は「包みもおしゃれで贈り物にぴったり。ぜひ手にとって」。

=2017/04/20付 西日本新聞朝刊=

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