平尾台の魅力発信 自然の郷、区役所に作品展示 アマチュア写真家・本田さん [福岡県]

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平尾台自然の郷のレストランに展示されている本田茂さんの写真
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小倉南区役所の正面玄関に掲げられた平尾台の写真
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 1983年から小倉南区の国定公園「平尾台」に通い詰め、撮影を続けているアマチュア写真家本田茂さん(74)=同区徳吉西、写真=の作品が、区内の2カ所で展示され、悠久の自然の魅力を発信している。

 今月から1年間にわたる展示が始まったのは、「平尾台自然の郷」のレストラン「かれん」。店内の柱や壁に10作品を飾る。月初めに作品を総入れ替えし、計120作品を展示するという。本田さんは「季節にあった写真を選ぶ予定で、平尾台のいろんな表情を楽しんでほしい」と話す。

 一方、小倉南区役所の正面玄関には3月、吹き抜け部分に、縦1・2メートルに引き伸ばされた5作品が並ぶ。総務企画課の大西政寛主査は「作品を通じ、普段見ることのできない自然の奥深さを知ってほしい」と呼び掛ける。

 現在も2日に1度は平尾台に登る本田さん。太陽や月の出入り時刻、その方位など下調べを怠らず、気象情報も毎日インターネットでチェックする。「濃霧や霜注意報、台風など、天気の境目が撮影のチャンス」と打ち明ける。

 デジタルカメラが主流の時代にあっても、「見たままの発色ができる」とフィルムカメラにこだわる。三脚でカメラを固定して写真の構図や露出を決め、ひたすらシャッターチャンスを待つ。「平均2時間はシャッターを切らない。最近は撮らずに帰る日の方が多いくらい」と笑う。

 本田さんは「赤道近くの海にあった平尾台は3億年かけて今の形になった。写真から太古の風を感じてくれれば」と述べた。

=2017/06/14付 西日本新聞朝刊=

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