三毛門子ども神楽が発足10年 豊前市、男女36人が継承活動 [福岡県]

練習に励む三毛門子ども神楽のメンバー
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三毛門子ども神楽のメンバーと保護者ら
三毛門子ども神楽のメンバーと保護者ら
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 豊前神楽(国指定重要無形民俗文化財)の一つで、豊前市三毛門地区に伝わる三毛門神楽。その子ども神楽が今年、発足10周年を迎えた。最初は数人からスタートしたが、多くの子どもが参加するようになった。18日の10周年記念公演に向け練習に励んでいる。

 三毛門子ども神楽は2007年3月、神楽に興味を持った小学高学年の男女3人で発足した。神楽の継承などを目的に地元のイベントに積極的に参加したり、保護者たちが神楽を舞う「おやじの会」を立ち上げたりして熱心に取り組んだ結果、今では4歳から15歳までの男女36人の大所帯になった。

 市内だけでなく、小倉北区や田川市、大分県中津市などからも呼ばれるようになり、年間三十数カ所で奉納や公演をしている。子ども神楽を卒業後、大人の三毛門神楽講のメンバーになる例も出てきたという。

 練習は毎週金曜の午後8~10時、三毛門公民館であり、同神楽講が舞やおはやしを指導。中には、「おやじの会」に参加している父親と自宅で競い合って練習する子もいるという。

 子ども神楽のキャプテン葛葉良音(りおん)君(9)=小学4年=は「みんなの息のあった姿を見てほしい」。指導者の代表を務める内丸典久さん(33)は「子ども神楽には、一生懸命に頑張る子どもたちの姿と絆がある」と話している。

 10周年記念公演は18日午後0時半~5時、三毛門公民館で。「岩戸」など7演目を演じる珍しい「式神楽」のほか、オリジナル神楽の「蛭子」などを披露する予定。入場無料。

=2017/06/15付 西日本新聞朝刊=

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