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避難住民疲労と安ど 八幡西区の発砲 児童は集団下校 [福岡県]

8日午前11時前、避難先の小学校体育館で疲れた表情を見せる住民たち
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午後3時前、現場の捜索に向かう県警の捜査員たち
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 「疲れた」「やっと帰れる」。八幡西区穴生のマンションで8日早朝、住人の男(65)が猟銃を発砲し、立てこもったとみられた事件は、通報から7時間半後、県警が男の死亡を確認した。不安を抱えながら近くの穴生小に避難していた住民たちは同日午後、重い足取りで帰路に就いた。

 県警は、周辺約300メートルの住宅を一軒一軒訪ね、同小への避難を呼び掛けた。事件があったマンションに住む男性(81)は、午前7時ごろからマンション1階で2時間待機し、警察車両で避難。「寝間着のままだった。とにかく疲れた」と言葉少なに話した。同じマンションの会社員男性(24)も「早朝に起こされて、正直きつかった」とこぼした。

 同小体育館では午後2時半ごろ、住民たちが帰宅し始め、80代の女性は「家に帰れるのでほっとしています」と話しつつも、男の死亡を聞き、「悲しい結末ですね。何でこうなったのか」と嘆いた。

 同じマンションに住む男性(68)は「普通の会社員という印象だったが、まさか猟銃を持っていたなんて」と絶句。北九州市内の銃砲店関係者によると、男はクレー射撃を趣味にしており、年に数回、射撃用の弾を購入するため店を訪れたという。

 穴生小は午後3時すぎに全校児童約380人を集団下校させた。運動場で金子二康校長が事件解決を伝えたところ児童は、ほっとした様子だったという。

=2017/11/09付 西日本新聞朝刊=

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