若手ゴルフ選手育成に力 九州の中高連盟専務理事・花畑さん 日韓戦で監督、3年連続「魅力を多くの人に伝えたい」 [福岡県]

これまでの大会を振り返る花畑明さん
これまでの大会を振り返る花畑明さん
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熱戦を繰り広げる九州・沖縄の選抜メンバーら(花畑さん提供)
熱戦を繰り広げる九州・沖縄の選抜メンバーら(花畑さん提供)
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 地域や企業などが催す大会が各地で開かれ、女子プロ人気も高いゴルフ競技。中高生などジュニアの選手を支援するゴルフ場や練習場もあるが、若い世代には「お金がかかる」「年配者のスポーツ」などとして尻込みする人も少なくない。九州の中学、高校それぞれのゴルフ連盟で専務理事を務める花畑明さん(62)=吉富町広津=はそんな誤解を取り除こうと、ジュニアを中心に競技者の育成に力を入れている。

 潮風が吹く韓国・全羅南道の務安カントリークラブ。花畑さんは監督として第3回日・韓学生ゴルフ親善交流戦(日韓友好親善中高生ゴルフ大会)に出場する九州・沖縄の選抜メンバー14人を率い、10月31日から4泊5日の日程で現地を訪れた。「日韓両国の懸け橋の一翼を担いたい」との思いは強く、この大会の監督は3年連続だ。

 「韓国の選手は体幹づくりができていた。英語も堪能で、世界での活躍を目指し練習していることが分かる」。韓国側に敗れたが、選手たちにはいい刺激となり、交流を深めることができたという。

 大学時代はボクシング部の選手。大分県中津市の小学教員時代にゴルフを始め、2年のうちに70台で回るようになった。その後、同県宇佐市の柳ケ浦高教師になり、ゴルフ部を創設。ジュニア選手の育成に理解がある周防灘カントリークラブ(築上町)などで指導に当たった。教師を退職後は同高の経営母体の評議員に就任。現在は九州の中学、高校両ゴルフ連盟の専務理事として九州各地を回っている。

 これまで京築地区から日韓大会の選抜メンバーはいない。個人でゴルフを練習する中高生はいるものの、北九州地区を含めても高校にゴルフ部があるのは、常磐(小倉南区)と青豊(豊前市)のみ。青豊は今夏、3年が引退し部員はゼロとなった。ジュニアの育成は急務の課題だけに、青豊側と連絡を取り合うなど部員確保にも力を入れる。

 「韓国で将来なりたいスポーツ選手は、男女ともにプロゴルファーがトップ」と、韓国でのゴルフ人気を説明。「クラブは先輩や知人から譲り受けることも多い。ゴルフ場や練習場では特別料金で練習できたり、無料となったりするところもある」と話す。

 願いは、ゴルフの魅力を多くの人に伝えること。「年齢を問わず楽しめる身近なスポーツがゴルフ。ルールやマナーを守ることは実社会に出ても生きる」

=2017/11/18付 西日本新聞朝刊=

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