色鮮やか「引札」懐かしい雑誌も 旧蔵内邸で展示 [福岡県]

旧蔵内邸に飾られている色鮮やかな引札
旧蔵内邸に飾られている色鮮やかな引札
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引札と併せて展示されている明治、大正の雑誌
引札と併せて展示されている明治、大正の雑誌
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 明治、大正の商店の広告チラシで色鮮やかな縁起物の引札(ひきふだ)と、この時代の婦人雑誌などを集めた「引札と雑誌展-旧竹内家資料より」が、築上町上深野の旧蔵内邸で開かれている。

 展示物は、旧上城井村の村議や助役を務めた同町伝法寺の竹内徳松(1859~1947)が当主を務めた竹内家で保存されていたもので、徳松の孫の重利さん(1913~2016)が町に寄付した。

 引札は、呉服商や履物、清酒、しょうゆなどを扱う商店などが年末年始に得意先に配る錦絵を継承した木版の多色印刷物。26点を展示している。雑誌は、暮しの手帖、主婦之友、家の光のほか、奈良女子高等師範学校(現奈良女子大)付属小学校の教育方法を広めようと刊行された「伸びて行く」など27点がある。

 高橋幸子館長(65)は「縁起ものの引札は幸運を招く。雑誌には懐かしさを感じるものも多い」と、来場を呼び掛けている。

 来年3月6日まで。休館日は年末年始(28~1月4日)と水曜。入場料は高校生以上300円、小、中学生100円。

=2017/12/28付 西日本新聞朝刊=

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