来秋「体験型」に一新 関門海峡ミュージアム 外国人観光客も視野 [福岡県]

4月からリニューアル工事に入る関門海峡ミュージアム
4月からリニューアル工事に入る関門海峡ミュージアム
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新たに設置される巨大スクリーンのイメージ
新たに設置される巨大スクリーンのイメージ
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 県と北九州市は、門司区西海岸の観光文化施設「関門海峡ミュージアム」のリニューアルに向けた基本設計の検討素案をまとめた。「関門海峡をまるごと楽しむ体験型博物館」をコンセプトに、高画質の映像が投影できる巨大スクリーンなどを設ける。4月から全館を閉館し、改修工事を実施。2019年秋の再オープンを予定する。

 巨大客船をイメージしたミュージアムは5階建てで、03年に開館した。2~4階には有料エリアを設け、精巧な人形を使って関門の歴史などを紹介。開館初年度は95万7千人が入館したが、近年の入館者は50万人前後にとどまっているという。開館から一度も展示が更新されておらず、増加傾向にある外国人観光客を取り込む狙いもあり、リニューアルを企画した。

 県や市によると、関門海峡が一望できる4階を無料エリアに変更し、豪華客船のデッキをイメージしたフロアに改修。カフェや物販スペースを設ける。関門海峡の夕焼けや夜景を楽しめるよう、午後5時までの開館時間の延長も検討する。

 2~4階の吹き抜け空間(アトリウム)には、船の帆をイメージした巨大スクリーン(縦約9メートル、横約16メートル)を置き、関門海峡の海中の風景などを投影させる。2階には船の操船などを楽しめる「海峡体験ゾーン」も設ける。

 韓国語や中国語など4カ国語の解説板設置も検討している。改修費は積算中で、県と市が折半する。

=2018/01/10付 西日本新聞朝刊=

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