平和資料館19年度着工 北九州市 基本計画案まとめる [福岡県]

 北九州市は11日、小倉北区城内の勝山公園内に建設を予定している「平和資料館」(仮称)の基本計画案をまとめ、市議会総務財政委員会に報告した。1945年8月8日の八幡大空襲や、翌9日に長崎に投下された原爆の第1目標が小倉だったことなどを紹介する。2019年度に着工し、工事の進展を見極めながら開館時期を決定する。

 資料館は延べ床面積約800平方メートルの平屋。米国立公文書館や市民から寄贈を受けた写真や映像資料などを展示する。常設展示は「空襲の中、懸命に生きた市民」「八幡の空襲・原爆と小倉」など七つのゾーンを設け、映像技術も駆使し紹介する予定。期間限定の企画展示も開く。入館料は原則有料とする方針。

 委員の市議からは「兵器工場で働いていた人や空襲を体験した人の声など、人の思いが伝わる展示を入れてほしい」などの意見が出た。

=2018/01/12付 西日本新聞朝刊=

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