台湾へネットで売り込み 北九州市と企業 インターンシップ生に観光の魅力伝達 [福岡県]

「焼うどん」を食べる大学生たち。「すごくおいしい」と好評だった
「焼うどん」を食べる大学生たち。「すごくおいしい」と好評だった
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「TOTOミュージアム」で展示品を見学する大学生たち
「TOTOミュージアム」で展示品を見学する大学生たち
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 北九州-台湾線の10月就航を見据え、台湾からの観光客をもっと増やそうと、北九州市と市内企業が協力し、台湾のインターンシップ生に北九州の食や観光の魅力を伝え、ネット上に情報発信してもらう初のプロジェクトに乗りだした。20日に来日した大学生たちは今月末まで市内に滞在。期間中の休みを利用して観光ツアーに参加する予定で、21日には早速、市漫画ミュージアム(小倉北区)などを訪問したほか、焼うどんを味わった。

 台湾からの大学生は「淡江大」の学生8人。台湾にもカフェを構える辻利茶舗(小倉北区)に、同大側が「日本で就業体験ができないか」と依頼。同社の辻史郎社長が「台湾の若者が北九州を知る機会になる」と応じ、市内企業に協力を呼び掛けた。大学生たちは31日まで、クラウン製パン(同)の社員寮に泊まり込み就業体験。両社や千草ホテル(八幡東区)、ごとう醤油(同)など計11社が受け入れるという。

 観光ツアーは辻利茶舗と市観光課が企画し、インターンシップのない21日、24日、27日に実施。小倉城(小倉北区)や門司港レトロ(門司区)などを巡り、着物の着付けなども体験する。大学生たちはその都度、写真や感想を会員制交流サイト(SNS)に投稿。今春には北九州のファンページをネット上に立ち上げ、情報発信してもらう。

 21日にTOTOミュージアム(小倉北区)も見学した淡江大4年の郭孟潔さん(21)は「トイレの歴史に深い感銘を受けた。台湾の若者も面白いと思うはずで、ぜひ紹介したい」と話していた。

 市によると台湾人観光客数は毎年増え、2016年は国・地域別で韓国に次ぐ2位の約12万人。10月には、航空会社スターフライヤー(小倉南区)が北九州-台湾線を就航する。

=2018/01/22付 西日本新聞朝刊=

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