児童文化科学館東田に移転 プラネタリウムなど整備 北九州市が正式表明 観光客、修学旅行誘致 [福岡県]

八幡東区東田地区への移転、建て替え方針が正式に決まった児童文化科学館
八幡東区東田地区への移転、建て替え方針が正式に決まった児童文化科学館
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 北九州市は8日、八幡東区・桃園公園にある児童文化科学館を同区東田地区に移転し、建て替える方針を正式に決定し、市議会保健病院委員会に報告した。同地区は「いのちのたび博物館」などの公共施設が集積し、昨年末に閉園したスペースワールド(SW)の跡地に大型複合施設も進出する予定。市はプラネタリウムや最先端の科学技術を展示する新科学館を整備し、同地区に観光客や修学旅行の誘致を図る考えだ。

 市は桃園公園内での現地建て替えと、小倉都心部、東田地区への移転を比較検討。東田地区は徒歩圏にJR駅があり、高速道路のアクセスも良く、周辺施設との相乗効果も期待できることから、最適と判断した。

 新科学館は、天文学習だけでなく、多目的に使えるプラネタリウムを整備。科学に親しむ教育普及機能、科学の面白さを体感する展示機能を備える。新年度一般会計当初予算案に、基本計画作成に向けた費用を盛り込む。今後、展示内容や規模、整備スケジュールを詰める。関係者によると、移転先は博物館そばの市有地とSW跡地の2案があるという。

 委員会で市の担当者は「市の強みはものづくり。市内企業の協力を得ながら、福岡市の科学館とはひと味違う展示をしたい。日本のどこにもない科学館をつくりたい」と話した。

 児童文化科学館は1960年開館。施設の老朽化が進み、市が建て替えを検討していた。

=2018/02/09付 西日本新聞朝刊=

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