九大生老舗餅店と協力 ココア味とシナモン味の「レンガ餅」発案 門司港レトロ地区イメージ バレンタインの贈り物にも [福岡県]

「レンガ餅」をPRする発案者の小嶌海花さん。レトロ地区の建物をイメージしたという
「レンガ餅」をPRする発案者の小嶌海花さん。レトロ地区の建物をイメージしたという
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 創業110年の歴史がある老舗餅店「高石餅店」(門司区葛葉1丁目)と、九州大の学生2人が協力して門司港のレトロ地区をイメージした新商品「レンガ餅」を発案し、10日から販売を始めた。濃い茶色のココア味と薄い茶色のシナモン味の餅が、れんがの壁のようにパックされている。5代目の清藤貴博店主(29)は「焼いて食べると甘すぎず、すっきりした味わい。お餅を食べることの減った若い世代に興味を持ってもらえれば」と期待を込める。

 新商品の開発は昨年末から。昨年7月からインターンシップ(就業体験)をしている同大農学部3年の小嶌海花さん(21)に「若い感性を生かして」と、清藤さんがアイデアを求めた。小嶌さんは味やデザインに悩み抜いたが、レトロ地区を訪れた際に、れんが造りの建物が並ぶ風景を見て「これだ」とひらめき、ココア味の新しい餅を作ることを提案した。

 同じく店でインターンをしている芸術工学部2年の藤田恭輔さん(20)が配列などを考え、ワンパックにココア味と既に販売しているシナモン味の長さ約3センチと約2センチの長方形の餅約10個を敷き詰めた。餅の表面には、しわや気泡などの加工を施し、本物のれんがに見えるように仕上げた。小嶌さんは「インパクトのある商品を作ろうと頑張った。バレンタインの贈り物としても話題になってほしい」と願う。

 「レンガ餅」は700円(税込み)。高石餅店=093(321)6079。

=2018/02/11付 西日本新聞朝刊=

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