レスリング王国証明 築上西高OBら全国大会上位入賞 町長、五輪選手の育成期待 [福岡県]

優勝した社会人クラブ「築上クラブ」のメンバーと新川久三町長(前列左から2人目)
優勝した社会人クラブ「築上クラブ」のメンバーと新川久三町長(前列左から2人目)
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 1月に東京で開かれた「第17回全日本マスターズレスリング選手権大会」で築上町の社会人チーム「築上クラブ」の複数のメンバーが優勝するなど、レスリングのレベルの高さを見せつけた。

 築上クラブは2年前、レスリング競技強豪の築上西高レスリング部OBと同部を応援する社会人で発足。現在、24~52歳の10人が同高のレスリング道場で高校生に交じって練習に励んでいる。このうち7人が同大会に出場した。

 マスターズの部では、88キロ級(51~55歳)で同高レスリング部監督の有延伸一さん(52)と100キロ級(同)で生活支援施設職員の鋤崎太さん(50)がそれぞれ優勝したほか、70キロ級(46~50歳)と58キロ級(35~40歳)で2人が2位に、78キロ級(46~50歳)で1人が3位になった。

 3位までに入賞した5人はマケドニアなどで開かれる世界ベテランズレスリング選手権大会の選考基準を満たしていたが、仕事などの関係で5人とも辞退するという。

 38歳からレスリングを始め、フレッシュマンズの部の70キロ級(30~45歳)に出場し、ベスト8に入ったキャプテンの大田和広さん(43)は「みんなすごい成績で、築上西高レスリング部の強さの証し。メンバーに恵まれた」と振り返った。

 また、国体での優勝経験があるものの、22年ぶりにレスリングの大会に出場したという有延さんは「レスリング部の部員たちに、教えるよりも背中を見てもらいたいと臨んだ。魅力を多くの人に伝え、レスリング人口を増やしたい」と話した。

 全日本に出場した7人のうち6人が2月22日、町役場に新川久三町長を訪ね、結果を報告した。同町は2020年東京五輪でオセアニア五輪委員会のレスリング競技の事前キャンプ地に決まっており、メンバーの好成績をたたえた新川町長は「オセアニア五輪委員会の加盟国が五輪代表に選ばれるように指導してほしい」と依頼していた。

=2018/03/01付 西日本新聞朝刊=

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