悪天候の中、難コース疾走 北九州・平尾台トレラン [福岡県]

雄大な平尾台の自然の中を疾走するランナー
雄大な平尾台の自然の中を疾走するランナー
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ジャブジャブ池で泥を洗い落とすランナーたち
ジャブジャブ池で泥を洗い落とすランナーたち
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打ったばかりのそばを提供する平尾台打ちそば倶楽部のメンバー(左)
打ったばかりのそばを提供する平尾台打ちそば倶楽部のメンバー(左)
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エイドステーションでふかしたジャガイモをほおばるランナー
エイドステーションでふかしたジャガイモをほおばるランナー
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 小倉南区の平尾台で15日に開催された「北九州・平尾台トレイルランニングレース」(西日本新聞北九州本社特別協賛)では、地元ボランティアが参加者に休憩所で食事を振る舞ったり、前日の悪天候により変更されたコースの道案内をしたりと、全力で大会を支えた。急勾配が続く難コースを走るランナーたちは、声援を送る人たちの声に後押しされ、次々と両手を掲げてゴール。レースは大いに盛り上がった。

■人工池で靴の泥洗う

 スタート・ゴール地点となった「平尾台自然の郷」にはレース後、靴に付いた泥を洗い落とすための人工池「ジャブジャブ池」が用意された。過去の大会では、施設内にある複数の蛇口にランナーが殺到し、長蛇の列ができていた。昨年の大会から、子どもたちが水遊びできる場所に水を張り、多くの参加者が一斉に使用できるようにした。

■手打ちそば振る舞う

 地元のそば愛好家グループ「平尾台手打ちそば倶楽部」(小倉南区)は、約千人分の手打ちそばをランナーに振る舞った。疲れを癒やしてもらおうと、メンバー約30人は早朝に集合し、仕込んだ打ち立てのそばを用意した。丸山一政代表(70)は「丹精込めて手打ちしたそばで、全国から集まったランナーの思い出に残る大会になってほしい」と話していた。

■住民が「おもてなし」

 コース上に複数設けられたエイドステーションの一つでは、地元平尾台の住民でつくる「平尾台を考える会」の約40人が、ランナーに飲み物や食べ物を手渡し、もてなした。大会1回目からボランティアで参加する同会は、ふかしたジャガイモ約850個を用意。ショートコースに同僚と参加した八幡西区の40代男性は「ほくほくでおいしい」と喜んでいた。

■コース変更に奔走

 大会を主催する実行委員会事務局の約30人は、レースの準備や当日の運営に奔走した。レース1週間前に平尾台のコース上に誘導看板を設置したが、前日の悪天候でコースが短くなったため、早朝から案内板を設置し直した。慌ただしく作業に追われた。競技委員長の安部貴祐(たかまさ)さん(39)は「天気が悪かったが、安全に開催できて良かった」とほっとした表情。

=2018/04/16付 西日本新聞朝刊=

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