九州風景街道マイスターに森田さん(築上町)選出 「豊の国」の歴史伝える [福岡県]

「九州風景街道マイスター」の認定証交付式であいさつする森田郁生さん
「九州風景街道マイスター」の認定証交付式であいさつする森田郁生さん
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 北九州市小倉北区の常盤橋から大分県宇佐市の宇佐神宮に至る「豊の国歴史ロマン街道」を舞台に、歴史を生かした地域づくりに取り組んできた築上町の森田郁生さん(83)が、「九州風景街道マイスター」に選ばれた。国土交通省や有識者でつくる「九州風景街道推進会議」が、豊の国歴史ロマン街道のウオーキングガイドや講演会の講師を長年務めたことを評価し、認定した。

 同ロマン街道は、国交省が全国141ルート(うち九州は14ルート)を登録した「日本風景街道」の一つ。沿線には、和気清麻呂が足を治したと伝わる足立山(北九州市)や、黒田官兵衛が居城とした中津城(大分県中津市)、福沢諭吉旧居(同)などがあり、歴史資産に恵まれる。総延長は約77キロ。

 森田さんは、街道の魅力発信に努める「豊の国風景街道推進協議会」の理事。バスハイク企画や史跡への標柱設置を手掛ける協議会の運営に携わってきた。

 認定制度は2013年度に始まり、九州でマイスターは森田さんを含め21人。認定証の交付式は4月18日、小倉北区であった。東九州自動車道により、北九州と大分の交通利便性は向上したが、森田さんは「汗を流して歩き、歴史を知ることが何よりの楽しみ。地域資源を掘り起こして磨く活動に力を入れたい」と話した。

=2018/05/05付 西日本新聞朝刊=

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