教師の寺子屋、悩みを共有 若手対象に毎週開講 北九州市教育センター [福岡県]

経験談を話し合う「教C寺子屋 一休さん」の参加者たち
経験談を話し合う「教C寺子屋 一休さん」の参加者たち
写真を見る

 北九州市立教育センター(八幡西区)は、若手教員が悩みを共有したり、指導技術を磨いたりする機会をつくろうと「教C寺子屋 一休さん」を開講した。職場を離れ、同世代と「一休み」しながら机を並べる場を目指し、毎週テーマを変えてミニ講座を開く。採用1~3年目程度の小中学校教諭と講師計222人が参加登録。9日夜、センターで入学式があった。

 現在、市内の学校ではベテラン教員の定年退職が集中しており、リーダー役養成や若手の指導力アップが課題。授業や学級経営に不安を抱える若手もおり、学校の枠を超えて同世代と交流し、悩みの解消につなげてもらおうと初めて開講した。

 内容は「中学国語」「小学算数」「道徳」など幅広く予定。リクエストに応じる場合もあるという。若手たちは、参加したい講座を選んで受ける。指導役は、自主的な授業研究サークルに所属するベテランや中堅教員。サークルは市内に約80あるというが、存在を知らない若手もいる。「寺子屋」はサークル加入者を増やすことも目的とする。

 入学式には勤務の都合がついた164人が出席し、グループに分かれて経験談を紹介しあった。4月に採用された藤木小(若松区)の姫田朱教諭(23)は「ずっと夢だった先生だけど、壁にもぶつかる。同じ悩みを抱える同世代と一緒に学び、考えられるのは心強い」と話した。

=2018/05/15付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]