競輪の迫力にこだわり 「ガチ星」江口監督らトーク [福岡県]

小倉昭和館で映画「ガチ星」について話す(右から)江口カン監督、安部賢一さん、林田麻里さん
小倉昭和館で映画「ガチ星」について話す(右から)江口カン監督、安部賢一さん、林田麻里さん
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メディアドームのロイヤルルームで競輪を観戦するツアー参加者
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 競輪がテーマの映画「ガチ星」を上映中の小倉昭和館(小倉北区)で27日、江口カン監督と主人公役の安部賢一さん、主人公の妻を演じた林田麻里さんが舞台あいさつに立ち、劇場での鑑賞を呼び掛けた。関連イベントとして競輪場の北九州メディアドーム(同区)へのツアーもあり、約20人が参加した。

 ガチ星はプロ野球チームを戦力外通告になり、自堕落な生活を送る主人公が、競輪学校で人生の再スタートを切るストーリー。北九州市内でも撮影があり、26日から同館で封切られ、全国でも順次公開される。

 主演の安部さんは競輪選手を目指したことがあるといい、転倒するシーンも自ら演じた。劇中では孤独な存在で、いら立ちを見せる演技も多いことから「監督から『ロケ中に誰とも話すな』と言われていました」と明かした。

 江口監督は、棒の先端に取り付けたカメラを走行する自転車に近づけて撮るなど、競輪の迫力にこだわったという。レースの場面について「現役選手から意見をもらい、リアリティーのあるものに仕上がった」と自信を示した。

 メディアドームのツアー参加者は同館から移動し、7階の貸し切り室「ロイヤルルーム」へ。競輪のルールやレース予想のコツを学ぶ初心者向けビデオを見た後、実際のレースを観戦した。映画ファンで広島県廿日市市から参加した植中扇如さん(58)は「とてもきれいな会場でびっくりした。競輪のイメージが変わった」と話した。

=2018/05/28付 西日本新聞朝刊=

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