小倉、東筑、伝統校の意地が激突 野球定期戦 [福岡県]

3回表、1死満塁で本田蒼空一塁手が本塁打を放ち、盛り上がる小倉スタンド
3回表、1死満塁で本田蒼空一塁手が本塁打を放ち、盛り上がる小倉スタンド
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1回裏、打席に立つ田中将悟二塁手に声援を送る東筑スタンド
1回裏、打席に立つ田中将悟二塁手に声援を送る東筑スタンド
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 小倉高(小倉北区)と東筑高(八幡西区)の伝統の一戦「第28回野球定期戦」が4日、北九州市民球場(小倉北区)であった。今年、創立110年と120年の節目をそれぞれ迎える伝統校の意地がぶつかり合った。試合は小倉が東筑を17-6で下し、通算成績で14勝13敗1分けと勝ち越した。スタンドには2000人以上のOBや在校生が詰め掛け、母校の誇りをかけた選手に惜しみない拍手を送った。

 試合は一回表、小倉の本田蒼空一塁手(2年)が適時二塁打を放ち先制して始まった。東筑は、その裏に和田羅文右翼手(3年)が逆転の2点本塁打を放つなど4点を奪い逆転するも、小倉は三回に打者13人の猛攻で大量10点を奪うなどし、粘る東筑を退けた。

 定期戦は「文武両道」を掲げる両校が友好を深めるため、1991年から毎年開催。試合後にエール交換した。ともに全校応援。スタンドをまとめた小倉応援団の浜田青葉団長(同)は「東筑応援団に負けないよう声を張り上げた」。東筑の江見侑真団長(同)は「小倉に負けない応援をして夏の福岡大会で雪辱したい」と闘志を燃やした。

 小倉の徳永直樹主将(同)は「自分たちの代で勝ち越せたのはうれしい」と喜んだ。東筑の松山智乃助主将(同)は「悔しい。必ずリベンジしたい」と誓った。

 ★小倉

 本田蒼空一塁手(2年)「満塁本塁打を含め、4安打できたのは良かった。この勢いで夏の大会でも東筑を破り、甲子園に行きたい」

 樵田旭遊撃手(3年)「思い切って振り切れたからこそ3安打できた。伝統の定期戦で、勝ち越しを決めることができて良かった」

 ★東筑

 和田羅文右翼手(3年)「本塁打を含む3安打は、良い意味で力を抜いて打席に入ることができた結果。小倉には、夏の福岡大会でリベンジしたい」

 林大毅投手(3年)「11点リードされた五回表から投げ、小倉打線を試合終了まで1失点に抑えた。ライバル校に打たれたくないと、強い思いで臨んだ」

=2018/06/05付 西日本新聞朝刊=

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