「妻は家庭守る」否定的68% 社会の現実は「男性優遇」70% 北九州市の男女共同参画調査 [福岡県]

 男女平等の意識は高まっているが、現実はまだまだ…。北九州市が市民4千人(回収率39・6%)を対象に実施した「男女共同参画社会に関する調査」からは、そんな実態が浮かび上がった。

 調査は2017年10~11月に実施。市内在住の20~75歳の男女にアンケートした。前回調査は11年。

 それによると、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」との考えについて聞いたところ、「どちらかといえばそう思わない」「思わない」を合わせた否定派が68・1%と前回より14・3ポイント上昇。さらに、16年の全国調査54・3%も大きく上回った。

 一方で家庭、職場、政治、法律など現実の「男女平等の達成感」については、「男性優遇」との回答が70・7%を占め、前回から1ポイントしか減らなかった。「男女平等」との回答は10・6%、「女性優遇」は5・0%だった。

 結果について、市男女共同参画推進課は「女性が働くことなどに対する否定的な意識は減っているが、まだ実際の行動につながっていないのではないか。結果を施策に生かしたい」としている。

=2018/06/06付 西日本新聞朝刊=

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