「蓑島百手祭」の歴史知って 豊漁占う神事、行橋市の資料館で企画展 [福岡県]

行橋市歴史資料館に展示している「蓑島百手祭」の的
行橋市歴史資料館に展示している「蓑島百手祭」の的
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 海賊の目に見立てた的に矢を放って豊漁を占う行橋市蓑島の「蓑島百手祭(ももてまつり)」(市無形民俗文化財)で使う弓や矢などが、同市歴史資料館(同市中央1丁目)で展示されている。入場無料。期間は9月中旬までを予定している。

 5月下旬にある同祭は室町時代の故事に由来する。海上交通の要衝だった蓑島は海賊にたびたび襲われたが、島民は結束して弓術で対抗、平和を祈り百手の弓を放ったという。展示は祭りを知ってもらおうと、市文化課などが企画した。

 会場には、直径2メートル超の的1点をはじめ、弓1張り、矢3本などを展示。的は同祭で矢を射た後、石を投げつけて壊すが、蓑島の住民が展示のため再度作り直した。

 同祭の写真や説明パネルも飾られているほか、蓑島地区の秋祭りの流鏑馬(やぶさめ)で使われる弓と矢も展示されている。

=2018/06/07付 西日本新聞朝刊=

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