タイの視察団に“国旗餅” 老舗餅店がプレゼント 日本の味「母国でも」 [福岡県]

「国旗餅」を手に記念撮影する本村あかねさん(左から2人目)やタイ財閥の従業員(中央)たち(高石餅店提供)
「国旗餅」を手に記念撮影する本村あかねさん(左から2人目)やタイ財閥の従業員(中央)たち(高石餅店提供)
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国旗餅に味付けする視察団(高石餅店提供)
国旗餅に味付けする視察団(高石餅店提供)
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 創業110年の歴史がある老舗餅店「高石餅店」(北九州市門司区葛葉1丁目)は5月23日、餅製造ロボットの視察に訪れたタイ財閥の視察団19人に、タイ国旗を模したオリジナル「国旗餅」をプレゼントした。日本の餅をPRしようと、インターンシップ生の九州大3年の本村あかねさん(21)が企画。「タイの人たちが、母国でも餅を食べるきっかけになったらうれしい」と願いを込めた。

 視察したのは、タイでセブン-イレブンのフランチャイズ展開をする財閥「CPオール」の従業員。先進国を体験する研修のため来日し、あんこ入りの餅を作る「職人ロボット」を見学した。

 視察団をもてなす企画の立案を任された本村さんは「餅になじみを持ってほしい」と思案。赤、青、白の3色の餅を用意し、並べてタイの国旗を作ってもらう企画を思い付いたという。好きな味を見つけてもらおうと、餅にかける唐辛子やココナツ、ヨーグルトなど8種類の味付き粉末も用意した。

 本村さんは着物姿で視察団と対面。餅を並べて、それぞれが粉末をかけて味付けした国旗餅を楽しんだ。お土産用の国旗餅も贈った。本村さんは「楽しんでくれたみたいで、本当にうれしい」と笑顔だった。

 1番人気の味付けはラズベリー味だった。5代目店主の清藤貴博さん(29)は「ラズベリー餅があったら、斬新で面白いと思う。訪日外国人は増えており、外国人が好む餅作りに生かしたい」と話した。

=2018/06/12付 西日本新聞朝刊=

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