反基地座り込み350回 「平和といのちをみつめる会」 築城基地「滑走路延長」白紙撤回求める [福岡県]

築城基地の滑走路延長計画の白紙撤回などを求め、座り込みをする「平和といのちをみつめる会」のメンバーら
築城基地の滑走路延長計画の白紙撤回などを求め、座り込みをする「平和といのちをみつめる会」のメンバーら
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 築上町の住民などでつくる「平和といのちをみつめる会」(渡辺ひろ子代表)は2日、同町の航空自衛隊築城基地近くで、350回目となる基地反対の座り込みを行い、古園敬児渉外室長に対し、小野寺五典防衛相宛ての滑走路延長計画の白紙撤回申し入れ書を提出した。

 同会は1987年2月、築城基地を拠点とした日米共同訓練の発表を受けて発足。F15戦闘機の配備直前の89年4月2日、旧社会党系の団体を中心に約2500人(主催者発表)が、基地南側フェンス沿いに約2・8キロの「人間の鎖」をつなぐ抗議行動を実施したことにちなみ、同年6月から毎月「2の日」、座り込み行動を続けている。

 今回は同会のメンバーら30人ほどが参加。先月下旬、防衛省が築城基地の滑走路を約300メートル延長して2700メートルとする延長計画を公表したため、「滑走路延長反対」の巨大なのぼり旗を急きょ掲げた。参加者は「次期主力戦闘機F35Aや輸送機オスプレイなどの配備につながり、騒音軽減にはつながらない」などと訴えた。

 渡辺代表(70)は「たとえ参加者が少なくても、地元に基地反対の声を上げる住民がいる。滑走路延長反対の大きなうねりを地元からつくりたい」と話した。

=2018/07/03付 西日本新聞朝刊=

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