「偶然が重なった」少年の自殺防いだ女性 門司署が感謝状 [福岡県]

感謝状を受け取る渡辺美香さん(左)
感謝状を受け取る渡辺美香さん(左)
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 門司署は、自殺をしようとしていた少年を助けたとして、高速道のめかりパーキングエリア(PA、門司区)のインフォメーションセンターに勤務する渡辺美香さん(45)に感謝状を贈った。

 署によると、6月1日午前、門司区内を走る路線バスで落とし物のバッグから遺書が見つかった。所有者は北九州市外の少年だった。署は少年の捜索に着手。PAにも警察官が訪れ、情報を伝えていた。同日午後4時ごろ、渡辺さんがインフォメーションセンターの屋外に出たところ、車道を歩く若者を発見。行方不明の少年と即座に直感し、県警高速隊に通報した。少年は、連絡を受けて駆け付けた署員に保護されたという。

 6月21日にあった感謝状の贈呈式で、署の牟田浩文生活安全課長は「日が暮れると捜索が難しくなっていた。迅速な通報で命が救われた」と感謝。渡辺さんは「偶然が重なって、少年を見つけることができた。小さな気付きを、これからも大事にしたい」と話した。

=2018/07/12付 西日本新聞朝刊=

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