ベトナムの下水処理場公開 北九州市が技術など提供 [福岡県]

完成間近の姿が公開されたハイフォン市のビンニエン下水処理場
完成間近の姿が公開されたハイフォン市のビンニエン下水処理場
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 【ハイフォン(ベトナム)金田達依】ベトナム・ハイフォン市は8日、完成間近となった同市初の下水処理場「ビンニエン下水処理場」を、日本メディアに公開した。北九州市が運営と維持管理の技術を提供する。近年、人口増で河川汚染などが問題となっている同国の水質改善に貢献する。

 設計を担当する日本工営(東京)によると、ビンニエン下水処理場(敷地面積8・7ヘクタール)は市南部に位置。国際協力機構(JICA)の円借款を活用し、総工費は24億円。2014年から建設が始まり、18年内に完成予定。

 施設の1日の最大処理能力は5万4千立方メートル。微生物を活用し、水中の有機物を分解する標準活性汚泥法を採用。市の人口の1割弱に当たる17万人分のし尿と生活排水を浄化する。

 北九州市は5月から、処理場運営に関する技術協力を開始。約3年かけ、ノウハウを現地に伝える。

=2018/08/09付 西日本新聞朝刊=

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