中間市制60年、記念銘菓製作中 折尾愛真高と協力 「焼きチョコ」年度内完成へ [福岡県]

自慢の作品を手に笑顔を見せる折尾愛真高生
自慢の作品を手に笑顔を見せる折尾愛真高生
写真を見る

 中間市が市制60周年を記念する新銘菓作りを進めている。折尾愛真高(八幡西区)に生産を依頼、福岡市の有名洋菓子店「チョコレートショップ」の佐野隆社長がアドバイザーとして参加する予定。近年増加する外国人旅行客は日本のチョコレートへの関心が高いとされることから、商品は焼きチョコ菓子で、年度内に出来上がる見込み。市は「中間を代表するお菓子になってほしい」と意気込む。

 市によると、菓子作りは8月から開始。パティシエなどを養成する同高商業科製菓衛生師コースの講師がメニューを考案。同コース3年生が製作を担当する。

 現在、カカオ含有量が高いビターチョコレートやオレンジが原料のリキュールなどを用いた焼き菓子が試作品として出来上がっており、しっとりした食感で甘すぎない「大人の味」に仕上がっている。

 試食は10月28日になかまハーモニーホール(中間市蓮花寺)であった60周年記念式典に合わせて実施。同高によると、女性を中心に好評で「味が濃くおいしい。すぐ売ってほしい」という声が寄せられたという。

 チョコレートショップは福岡市を中心に展開する洋菓子店。「博多の石畳」などの商品で知られる。佐野社長が福田健次市長の友人であることから連携が実現した。市によると、今後、折尾愛真高を訪問して生徒にお菓子作りの心構えを語るほか、試作品に対して助言するとみられ、完成商品に人気店の妙味が加わる可能性があるという。

 将来は自身の店を持つことを夢見る同コース3年の神野彩弥花さん(17)は「業界の最前線にいる方に教えてもらえてうれしい。有名なお菓子になってほしい」と目を輝かせる。

 市によると、名称やパッケージデザインはこれから検討する。販売する商品は実習時間を使って、同コースの生徒がつくる予定。市は半年間で約100ケースを想定しており、当面は「幻の銘菓」となりそうだが、市企画政策課は「還暦を迎えて生まれ変わる中間で、新たな土産物として定着させたい」としている。

=2018/11/04付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]