1914年開業当時の姿に復元「門司港駅」 6年ぶり部分開業へ 北九州 [福岡県]

 1914(大正3)年の開業当時の姿に復元されたJR門司港駅舎(北九州市門司区)の一部利用が10日、約6年ぶりに始まる。「門」をイメージしたデザインが鮮明になるよう、昭和初めに設置された正面入り口の車寄せのひさしが撤去され、国際的な港湾都市の中心駅だったころの重厚感のある外観を取り戻した。

 駅舎は、鉄道の駅として初めて国の重要文化財に指定されたネオ・ルネサンス様式の2階建て。柱やはりを一つ一つ解体してから破損箇所などを修理、補強。復元する内装に合わせて色を塗り直した。1階コンコースには木枠の窓口が付いた出札室が復元され、隣接するみどりの窓口では旧1、2等待合室にあった飾り壁が再現された。

 門司港駅の2017年度の1日平均乗車数は5165人で、JR九州管内の567駅の中で39番目に多い。修復工事に伴い、12年9月から駅舎隣に設置した仮駅舎で営業していた。10日から改札などの1階部分が利用でき、2階を含めた全面開業は来年3月の予定。

=2018/11/09付 西日本新聞朝刊=

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