豊前とうがらし使い新商品 牛すじ煮込み 農業法人販売 [福岡県]

「瑞穂」が開発した「福岡県豊前産『瑞穂』の牛すじ煮込み」を手にする関係者たち
「瑞穂」が開発した「福岡県豊前産『瑞穂』の牛すじ煮込み」を手にする関係者たち
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 豊前市の農業生産法人「瑞穂」(熊谷道久社長)は、特産品「豊前とうがらし」を使った新商品「福岡県豊前産『瑞穂』の牛すじ煮込み」を開発した。23日から市内の道の駅「豊前おこしかけ」などで販売する。

 豊前とうがらしは「鷹(たか)の爪(つめ)」とは異なる「八房」という品種。16世紀にポルトガル人が豊後(大分県)に持ち込み、豊前を経由して江戸に伝わり、広く栽培されたとされる。その後、作付けされなくなったが、東京都新宿区で復活し、豊前市内でも栽培されるようになった。

 瑞穂は、上毛町の社会福祉法人「敬愛会」と連携。障害者就労支援施設の利用者50人ほどとともに約37ヘクタールの自社農園で野菜などを栽培し、加工、販売まで手掛けている。

 開発した「牛すじ煮込み」は、熊本県の阿蘇山周辺で飼育された和牛の脂身の少ない「牛すじ」に、豊前とうがらしとショウガ、ニンニク、国産のタマネギ、コンニャクを使った。

 瑞穂によると、自社農園の豊前とうがらしを入れることで、牛すじの甘さが際立つほか、香りが強くなり、さっぱり感も出たという。

 1袋280グラム入り(2~3人前)580円。年間5千袋の販売を見込む。問い合わせは瑞穂=0979(82)5163=まで。

 また、豊前市皆毛のうどん店「まるよし」では23日から、瑞穂の牛すじ煮込みを使ったうどんを提供する。

=2018/11/23付 西日本新聞朝刊=

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