若戸大橋・トンネル無料化、お祭り騒ぎ 祝賀会、トマト早食い… [福岡県]

若戸大橋を背に披露される若松区の郷土芸能「五平太ばやし」
若戸大橋を背に披露される若松区の郷土芸能「五平太ばやし」
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必死の形相でトマトを食べる参加者たち
必死の形相でトマトを食べる参加者たち
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手づくりの若戸大橋模型で記念写真を撮る市民たち
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荘厳な雰囲気の中、お囃子を披露する戸畑祇園大山笠の関係者
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大人に交じって子どももトマト早食いに挑戦した
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笑顔で祝い餅を受け取る市民たち
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大勢の市民でにぎわう久岐の浜広場
大勢の市民でにぎわう久岐の浜広場
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 若松、戸畑両区を結ぶ若戸大橋と若戸トンネルが通行無料となった1日、洞海湾を挟んだ両岸の街では多彩な祝賀イベントが開かれ、大勢の人でにぎわった。

 若松区の若松市民会館大ホールでは「若松区民祝賀会」を行い、無料化を祝った。約800人の来場者は、大橋建設の過程や当時の若松と戸畑の暮らしなどを撮った映画「世紀の若戸大橋」や、若松区出身のボーカルグループ「LE VELVETS」の日野真一郎さんの歌声を楽しんだ。

 若松メイン会場の久岐の浜広場では、小倉北区の詩人の詩太さん(31)がワークショップ「みんなで作る若戸大橋」を開催。市民約30人と一緒に長さ約4メートル、高さ約2メートルのミニ若戸大橋を作った。子どものころ、大橋の人道を渡って戸畑区に遠足に行った若松区二島の会社員江頭徹哉さん(63)は「無料化が若松の活性化のきっかけになってほしい」と期待を込めた。

 この日は若戸渡船が一日限定で無料となり、多くの人が乗船した。中学から約10年渡船を利用したという主婦市江綾香さん(36)=八幡東区=は「2人の子どもを初めて乗せます」と笑顔で話した。

 若松区の明治町銀天街とエスト本町の両商店街では「若松商店街大感謝祭」を実施。祝い餅千個を餅まきしたほか、キンキンに冷えた地元産のトマトの早食い競争もあり、参加者20人は顔を真っ赤にしながら果肉をほおばり、観衆の笑いを誘った。

 戸畑メイン会場の大橋公園と戸畑親水緑地では、若松の郷土芸能「五平太ばやし」や国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている戸畑祇園大山笠の、東大山笠のおはやしの披露があった。

 日没後は、若松渡場前で赤ワインなどが振る舞われた。来場者は、若松南海岸通りの華やかなイルミネーションに目をやりつつ、グラスを傾けた。

 若松市民会館小ホールでは、若松PRジャズバンドが「若松鉄人ジャズナイト」を開き、若戸大橋のテーマソング「赤い橋の下で…」などのナンバーが演奏され、しっとりとした音色に観客たちは聞き入った。

=2018/12/02付 西日本新聞朝刊=

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