今年は「どんぶり踊り」も披露 行橋・稗田校区「七草飩」ふるまい 22日に200食 [福岡県]

踊りを練習する稗田校区の女性有志。黒田武士さん(中央)もメイクをして踊る
踊りを練習する稗田校区の女性有志。黒田武士さん(中央)もメイクをして踊る
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 行橋市稗田(ひえだ)校区の住民がカボチャ(ナンキン)など冬の七草を使った麺「七草飩(どん)」を冬至の22日正午から、稗田公民館(同市下稗田)で200食を提供する。昨年に続き2回目の開催。今年はご当地歌手で、ラジオパーソナリティーの黒田武士さん(67)=みやこ町国作=が作詞作曲し、2003年にCD化された「どんぶり狂想曲」に合わせて住民が考案した「どんぶり踊り」を当日披露する。「食」に加えて「踊り」でまちおこしに励む。

●好評だった昨年

 七草飩は、寒さを乗り切ろうと昨年作られた。諸説ある中で、食材をナンキン▽キンカン▽ギンナン▽ニンジン▽レンコン▽カンテン▽ウンドン(うどん)-を選択。すべてが「ん=運」が二つ付き開運を招く(?)という理由で選んだ。食工房「神楽(からく)」(みやこ町勝山松田)の伊藤覚オーナーシェフ(57)が、うどんを使った七草飩とキンカン入り寒天ゼリーを考案。昨年12月の冬至に披露して好評を得た。

●「永く続けたい」

 踊りは今夏、黒田さんと親しい住民が公民館などに提案したのがきっかけ。どんぶり狂想曲は、軽快なリズムに乗せて、30以上の丼の名前が入った曲だ。振り付けは、同校区老人会「天寿会」女性部副部長の福光澄子さん(76)が中心になって手でどんぶりを持って運んだり、喜んだりする様子を表現した。

 練習は今月初めから天寿会のメンバーら約20人が公民館で始めた。10日午後の練習には、ステージで歌うときに近いメイクと衣装を着た黒田さんも登場。住民は地元に伝わる「御所ケ谷音頭」のときに着る紫色の法被をまとって輪になって踊った。

 踊りは、七草飩提供時から、午後2時までの間に、黒田さんの生の歌声に合わせて2回披露。七草飩は基本的に無料だが、活動に賛同する地域住民らから浄財を募る。

 「七草飩と同じく地域で踊りを末永く続けたい」と福光さん。黒田さんは「15年前の狂想曲を覚えてもらっていてうれしい。みんなといい歌と踊りを披露する」と意気込んでいる。

=2018/12/16付 西日本新聞朝刊=

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