キクイモの効能報告 築上町でシンポ 調理法も紹介 [福岡県]

キクイモの効能や調理法などについて討論した「築上町きくいもシンポジウム」
キクイモの効能や調理法などについて討論した「築上町きくいもシンポジウム」
写真を見る

 キクイモの効能や調理法などを考える「築上町きくいもシンポジウム」が22日、同町の町文化会館コマーレで開かれ、町民を中心に約200人が参加した。町農林業元気づくり協議会(赤松正吉会長)や佐賀大農学部、県京築普及指導センターなどでつくる「佐賀・福岡地域機能性農産物推進協議会」の主催。

 佐賀大機能性農産物キクイモ研究所の松本雄一所長は、血糖値の上昇を抑えたり、中性脂肪を低下させたりする「イヌリン」が、野菜の中で最も多いことなどを報告した。

 名古屋大発のベンチャー企業「ヘルスケアシステムズ」の石川大仁課長は、町民ら約40人を対象に実施したキクイモの腸内環境への影響調査結果について「改善効果が示唆された」と強調。より大きな臨床試験を通じて、特定保健用食品や機能性表示食品を目指すことを呼び掛けた。

 引き続き行われたパネルディスカッションでは、便通増加や体調向上の効能が報告されたほか、きんぴらやポタージュスープなどの調理法、ペーストでの冷凍保存などが紹介された。

 協議会によると、築上町は西日本で最も広い4ヘクタールでキクイモが栽培されている一大産地。

=2018/12/23付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]