「北九州SDGsクラブ」発足 持続可能な開発目標推進 初の会員交流会 [福岡県]

先進事例などが報告された「北九州SDGsクラブ」の第1回交流会
先進事例などが報告された「北九州SDGsクラブ」の第1回交流会
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 持続可能な開発目標=SDGs(エスディージーズ)=のトップランナー自治体を目指す北九州市は16日、市民、企業、団体など181会員(1月末時点)で組織する「北九州SDGsクラブ」の第1回交流会を、小倉北区の市立生涯学習総合センターで開いた。SDGsの実現に取り組む企業などの先進例や、今の活動がどうSDGsと関係するか再定義して取り組みを促進する事例が紹介され、会員同士で共有した。

 SDGsは2015年の国連サミットで、全会一致で採択された社会、経済、環境など17項目に及ぶ30年までの国際的な目標だ。

 同市は18年、公害克服や環境都市の取り組みが評価され、国内外のモデル都市に選ばれた。市全体での取り組みをさらに広げようと同年11月、同クラブを発足。このようなクラブ活動は全国でも初めてという。

 交流会には会員組織などから約150人が参加。学校や企業、街づくり組織など8団体が活動事例を紹介した。若松商業高校は、17項目の中で「質の高い教育をみんなに」に関係し、近隣の小学生に文化祭に参加してもらい、販売方法などを学んでもらって職業観を育てる取り組みを発表。

 新日鉄住金エンジニアリング北九州技術センターは「すべての人に健康と福祉を」の項目などに結びつけ、定期交換する社内パソコンを市内の福祉施設などに寄贈する事例を説明。同社担当者は「企業にとっても、SDGsは重要な目標になってきた」と強調した。

 この日は、同市の取り組み状況も紹介され、17のうち市として優先的に取り組む項目を有識者による「市SDGs協議会」で議論していく方針も示された。

=2019/02/17付 西日本新聞朝刊=

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